2013.01.29更新

むし歯や歯周病、歯の破折などで歯を抜かなければならなくなったら、どのような方法で治療ができるのでしょうか。
できるだけわかり易く、簡単に御説明をしたいと思います。

もし歯を一本失ってしまった時には、3つの治療方法が考えられます。

(1) ブリッジ 失った歯の前後に健全な歯がある場合、その歯を利用して治療します。

前歯1本欠損






臼歯一本欠損






このように被せる冠を連結して土台となる歯に装着します。歯を1本失った時に多くの場合は、この方法によって治療が行われます。



(2) インプラント 失った歯の代わりにチタン製のスクリューを骨の中に埋入して、もとあった歯を同じような状態にする治療方法です。ブリッジでは前後の歯を削ったり、治療する必要がありますが、インプラントの場合前後の歯は全く治療せずに歯を入れることが出来ます。

小臼歯1本欠損






この様に、なくなってしまった根のかわりにインプラントを埋入し、その上に歯を入れます。
上の写真のように1本失った場合から、2本、3本、そして全ての歯を失ってしまった場合まで、欠損歯の数には関係なく対応できる治療方法です。 症例の項目に当院で行ったインプラント治療が画像とともにありますので御参考にしてください。



(3) 義歯  取り外し可能な入れ歯です。前後のしっかりしている歯がある時は、それらに金属などの維持装置でとめて取り外しが可能な入れ歯を装着します。多数の歯を失った場合には広く行われている方法ですが、1本の欠損では、ほとんど行われない方法です。



by 小林デンタルオフィス 池袋本町 北池袋 歯科

投稿者: 小林デンタルオフィス

2013.01.15更新

東京も七年ぶりの大雪となり、交通量の少ない道は真っ白になっていました。今朝は、久しぶりに診療室の前を雪かきしました。普段使っていない筋肉を使うと、張った感じがして明日の筋肉痛が心配です。普段から運動をして体中の筋肉を使うようにしておかないといけませんね。

心臓病、脳卒中、糖尿病などは、以前成人病と言われていましたが、これらは生活習慣と密接な関係があり、生活習慣を改善することで病状も良くなるので、最近では生活習慣病と言われることが多くなりました。また、最近では内臓脂肪型の肥満で高血圧、高脂血症、糖尿病などが見られる人をメタボリックシンドロームと呼ぶようになりました。そして新たに筋肉、関節、骨などに問題があり運動機能に障害がでている人をロコモティブシントロームと呼ぶそうです。

歯を失ったままにしたり、合わない入れ歯を使い続けたりすることによって、しっかりと噛めなくなっている場合は、このロコモティブシンドロームに入れてもいいかもしれません。毎日の歯ブラシ、定期検診でお口の健康も維持しましょう。




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投稿者: 小林デンタルオフィス

2013.01.12更新

型取りを完了して、仮歯を装着してから患者さんに、「今から白い歯にかえられますか?」と聞かれました。
歯に何か詰めたり、被せる治療では、どのような方法で、どのような材料を選択できるかを治療前に御説明します。

このケースでも、根の治療が終わり、土台を装着した段階で患者さんに確認をしました。しかし、型取りを終えてから心変わりをされたようです。

歯に冠を被せる場合、冠の材料の違いで土台を削る量が異なります。
金属冠の場合は、金属の厚みだけを考慮した削除量になります。
しかし、白い歯にする場合には、メタルボンドポーセレンクラウンやオールセラミックスクラウンなどセラミックスを使用します。メタルボンドポーセレンクラウンの場合には、金属の上にセラミックスを焼き付けるので、金属とセラミックスの二層分の厚さを考慮して土台を削らなければなりません。
また、オールセラミックスクラウンの場合も金属冠と同じ厚さでは、セラミックスが割れてしまうので、十分な強度を得られる厚さを考慮して土台を削る必要があります。

この画像は、金属冠の土台となる歯の石膏模型です。

金属の厚みだけ削られています。

この画像は、メタルボンドポーセレンクラウン用の土台の石膏模型です。

金属とセラミックスの二層分の厚みを考慮して土台が削られています。

このように、選択する材料によって歯の土台を削る量は異なります。
土台を削って型取りを行う前までに、どのような冠を被せるかを決定
していただく必要があります。
もし、説明で良く分からないことや、質問がありましたら遠慮なく何でも聞いてください。



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2013.01.07更新

本日より平常通り診療しております。 
昨年同様、本年も宜しくお願いいたします。

スタッフブログには、よく受ける質問についてのお答えや、診療時にはなかなk時間をかけて御説明出来ないことを画像を用いて詳しく説明いたします。

また、症例にも、当院で行った治療をX線画像や口腔内の画像を用いて、治療前から治療後まで、順を追って詳しく御説明していきます。

できるだけ、歯科治療についてわかり易く、いろいろなことをお話していければと考えています。



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