2013.01.29更新

むし歯や歯周病、歯の破折などで歯を抜かなければならなくなったら、どのような方法で治療ができるのでしょうか。
できるだけわかり易く、簡単に御説明をしたいと思います。

もし歯を一本失ってしまった時には、3つの治療方法が考えられます。

(1) ブリッジ 失った歯の前後に健全な歯がある場合、その歯を利用して治療します。

前歯1本欠損






臼歯一本欠損






このように被せる冠を連結して土台となる歯に装着します。歯を1本失った時に多くの場合は、この方法によって治療が行われます。



(2) インプラント 失った歯の代わりにチタン製のスクリューを骨の中に埋入して、もとあった歯を同じような状態にする治療方法です。ブリッジでは前後の歯を削ったり、治療する必要がありますが、インプラントの場合前後の歯は全く治療せずに歯を入れることが出来ます。

小臼歯1本欠損






この様に、なくなってしまった根のかわりにインプラントを埋入し、その上に歯を入れます。
上の写真のように1本失った場合から、2本、3本、そして全ての歯を失ってしまった場合まで、欠損歯の数には関係なく対応できる治療方法です。 症例の項目に当院で行ったインプラント治療が画像とともにありますので御参考にしてください。



(3) 義歯  取り外し可能な入れ歯です。前後のしっかりしている歯がある時は、それらに金属などの維持装置でとめて取り外しが可能な入れ歯を装着します。多数の歯を失った場合には広く行われている方法ですが、1本の欠損では、ほとんど行われない方法です。



by 小林デンタルオフィス 池袋本町 北池袋 歯科

投稿者: 小林デンタルオフィス