2012.11.24更新

上顎中切歯感染根管処置症例

上顎左側中切歯の根尖周囲の歯肉部に違和感を主訴とする症例です。同時に補綴物の新製を希望されたので左右中切歯の根管治療と補綴物の新製を行いました。

初診時のデンタルX線画像では、上顎左側中切歯根尖に大きな根尖病巣が認められます。

    
    術前X線画像            術後X線画像





 
初診時          初診時口腔内


根管充填後


補綴物装着時

   
1年経過後       1年経過後口腔内

経過とともに根尖病巣も治癒し、骨が元の状態もどってきていることが認められます。
歯肉の状態も良好で、これからも長期間にわたり安定した予後が推測できます。



by 小林デンタルオフィス 池袋本町 北池袋 歯科

投稿者: 小林デンタルオフィス

2012.11.09更新

無歯顎インプラント症例(上顎)
上顎無歯顎の患者さんで、X線画像(パノラマ)、CT画像診断から理想的には骨の移植が必要であることがわかりました。しかし患者さんの希望から現在残っている骨を利用して、できるだけ負担の少ない外科的処置で治療する方法を望まれたので、残存骨を最大限に利用して骨移植をせずに治療をする計画を立てました。

CT画像



インプラント埋入直後のパノラマX線画像

                  
上顎洞を避け、やや後方へインプラントを傾斜させて埋入することで左右の第一大臼歯部まで、骨の移植手術なしに埋入が完了しました。


治癒期間後に印象を採得し、上部構造を製作します。

 
    上顎模型               上部構造


口腔内装着後の画像


                 術後正面観画像


by 小林デンタルオフィス 池袋本町 北池袋 歯科


投稿者: 小林デンタルオフィス

2012.11.07更新

総義歯症例(上下無歯顎)

使用中の義歯(入れ歯)が合わず,よく咬めないので顎にぴったりと合って、しっかりと咬める入れ歯をつくりたいとの希望から当院で義歯を作製することになりました。

初めに、仮義歯の為の型どりをして上下顎の模型を作製します。

  

かみ合わせを記録する為の咬合床を作製して、かみ合わせの記録をとります。

 
     咬合床                咬合採得



     仮義歯

仮義歯の下の左右奥歯は、平らになっている為に使用中に本来の顎の位置で咬めるようになってきます。
顎の位置が安定したところで、仮義歯を利用して最終の型どりをして、本義歯用の模型を作製します。

  
    最終上顎模型           最終下顎模型



    最終義歯完成


by 小林デンタルオフィス 歯科 池袋本町 北池袋

投稿者: 小林デンタルオフィス