2013.02.23更新

症例ー感染根管処置 (左側下顎第二大臼歯)

根管治療をして、修復物が装着してありますが、6ヶ月程前に根尖病巣が原因で強い痛みと腫脹があったそうです。その時は、お仕事の都合で治療を受けることが出来なかった為、当院へ根管治療を希望され来院された症例です。

初診時のパノラマX線画像とデンタルX線画像で根尖に大きな透過像を認めました。
口腔内診査では、舌側の根部歯肉に瘻孔(膿が出た痕)がありました。
強い自発痛、咬合痛はありませんが、触診による根部歯肉の圧痛、違和感を認めました。

  
  初診時デンタルX線画像          パノラマX線画像

修復物を撤去し、古い根管充填材を除去して根管治療を開始しました。

  除去後のX線画像

感染根管内がきれいになったところで根管充填をして根管治療が終了しました。

  根管充填後のX線画像

支台築造を行い、形成、印象、鋳造冠を装着しました。
根管治療開始から約2ヶ月のX線画像で、根尖病巣が小さくなっているのが確認できます。

  補綴物装着時 



by 小林デンタルオフィス 池袋本町 北池袋 歯科

投稿者: 小林デンタルオフィス