2013.04.06更新

メタルボンドポーセレンクラウン右側上顎第一大臼歯症例

 
     術前                            術後

右側上顎第一大臼歯のクラウンと根の境から、二次カリエスが生じ、後方の第二大臼歯にも隣接面にカリエスが発生したケースです。


初診時パノラマX線画像

 
マイクロスコープ拡大像口蓋側    第二大臼歯近心カリエス

第一大臼歯口蓋側には、クラウンと根の境に二次カリエスが認められます。
また、後方の第二大臼歯近心隣接面にもカリエスが発生していました。


コンポジットレジン充塡後画像


仮歯装着時画像

クラウンを除去し、再根管治療中は仮歯を装着し、上記の第二大臼歯近心コンポジットレジン充塡も仮歯を撤去した際に行うことができました。

 
  印象採得                ビスケットトライ

根管治療、支台築造後に印象採得、ビスケットトライを行います。
ビスケットトライは、完成の一段階前の状態で、口腔内で確認をする作業です。
ここで、歯の形、色調、フィット等を確認し、かみ合わせの調整も済ませます。


   完成時画像

このように、第二大臼歯の隣接面に生じたカリエスも今回は手前の第一大臼歯を再治療するのと同時であった為に、カリエスだけを除去してコンポジットレジンを充塡するという、最小限の治療で済ませることができました。
もし、第二大臼歯だけの治療であれば、このようにカリエスだけを削ることが出来なので、咬合面(咬む面)から連接面にかけて削合し、金属かセラミックのインレーを製作、装着することになります。第一大臼歯は、機能面と審美性の回復が達成され、第二大臼歯は最小限の治療介入(ミニマルインターベンション)で治療を完了できました。


by  小林デンタルオフィス 池袋本町 北池袋 歯科

投稿者: 小林デンタルオフィス